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減価償却資産とは?個人事業主なら知っておきたい!固定資産の仕組み

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消耗品と固定資産の違いがイマイチわからないわ?
意外と理解できていない人が多いジャンルだね!
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消耗品と固定資産の違いを知っていますか?

取得価格が10万円未満だと消耗品になり、10万円以上だと固定資産になります。また、消耗品は購入時に経費に計上するのに対して、固定資産は数年間に分割して経費化していきます。

この分割して経費化する方法を減価償却と呼びます。

今回、この記事でわかることは以下のとおりで、減価償却資産ついて知りたい方に向けた記事になります。

この記事でわかること

  • 固定資産の仕組みについて
  • 減価償却資産の内容について
  • 減価償却費の計算方法について

税務会計の経験が20年以上ある筆者が経営コンサルタントの視点で、固定資産の仕組みについて解説してきます。

個人事業主として「これから開業する方」や「開業したばかりの方」でもわかるように優しい解説を心がけています。

気になる方はぜひに最後まで読んでほしい。

きっと新しい発見があります。

減価償却資産とは何だろう?

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固定資産のしくみについてイチから学びたいわ!
それじゃ!固定資産の基本を解説していくね。
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固定資産の仕組み

固定資産とは?

固定資産とは、使用可能期間が1年以上で、取得価格が10万円以上の資産のことです。

具体的には、事業で使うための建物、備品、車両、機械装置などの資産があげられます。これらの資産は、時間の経過によって物理的に損耗していくので価値の減少が生じます。

この価値減少の費用化を減価償却と呼び、そのような資産全般を減価償却資産といいます。

固定資産にならないもの

取得価格が10万円以上でも固定資産の対象にならないものがあります。

まず、使用可能期間が1年未満のものは固定資産ではありません。また、販売を目的にした商品や、所有権が移転しないリース契約の機材も固定資産の対象にはなりません。

このように取得価格が10万円以上でも、固定資産の対象外があることを覚えておこう。

減価償却資産の種類

減価償却資産の3つの分類

減価償却資産とは、減価償却が必要な資産全般のことです。具体的には、減価償却方法によって3つの種類に分類ができます。

減価償却資産の種類

  • 通常減価償却資産 ➡ 耐用年数で減価償却
  • 一括減価償却資産 ➡3年均等に減価償却
  • 少額減価償却資産 ➡ 購入年度に減価償却

上記の減価償却方法については「減価償却資産の具体的な内容」で解説していきます。

少額減価償却資産は要注意

少額減価償却資産の適用を受けられる者は限られています。

具体的には、青色申告する者だけが少額減価償却資産の適用が受けられます。少額減価償却は節税対策にとても有利なので、納める税金を安くしたい方は青色申告を採用しましょう。

なお、青色申告について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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減価償却資産の具体的な内容

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もっと詳しく減価償却資産について知りたいわ!
減価償却資産の具体的な内容を解説していくね!
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通常減価償却資産

減価償却資産の具体的な内容は以下のとおりです。

  • 対象者は白色申告と青色申告する者
  • 取得価格が10万円以上の固定資産
  • 減価償却方法は耐用年数の期間で償却

例えば、耐用年数が6年の新車を300万円で買った場合なら、1年間に50万円ずつ、6年間にわたって減価償却していきます。

なお、具体的な減価償却費の計算は、定額法または定率法によって行います。

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一括減価償却資産

一括減価償却資産の具体的な内容は以下のとおりです。

  • 対象者は白色申告と青色申告する者
  • 取得価格が10万円以上20万円未満の固定資産
  • 減価償却方法は3年間で均等償却

例えば、パソコンを15万円で買った場合なら、使用した年から3年間にわたって、取得価格の3分の1に相当する5万円を減価償却していきます。

なお、一括減価償却資産は任意選択なので、通常の減価償却資産の採用も可能です。

少額減価償却資産

少額減価償却資産の具体的な内容は以下のとおりです。

  • 対象者は青色申告する者のみ
  • 取得価格が10万円以上30万円未満の固定資産
  • 減価償却方法は購入年度で全額を即時償却

例えば、業務用エアコンを29万円で買った場合なら、購入年度において取得価格29万円全額を減価償却します。なお、この資産は時限立法による特例なので適用期間に気をつけましょう。

少額減価償却資産について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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減価償却費を計算するには?

©freee.co.jp

会計ソフトを使って計算

固定資産の減価償却は、会計ソフトの機能を使って計算します。

基本的には、どの会計ソフトも固定資産台帳の機能を使って減価償却費を計算します。この機能を使うためには、初めに固定資産の取得価格、耐用年数、償却方法などの入力が必要です。

なお、固定資産がどの減価償却資産に該当するかを把握しておくと楽に登録できます。

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会計ソフトのおすすめは?

たくさんある会計ソフトの中で、筆者オススメはfreeeが提供する会計ソフトです。

この会計ソフトの魅力は、誰でも、簡単に、操作できる、魔法のシステムにあります。簿記がわからなくても、減価償却費の計算から帳簿入力まで自動処理が行えます。

freee会計について詳しく知りたいからは、以下の記事を参考にしてください。

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減価償却資産とは?のまとめ

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固定資産のしくみについてわかりましたか!
最後に、今回の記事を軽くおさらいしましょう!
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固定資産の仕組みについて

固定資産は、使用可能期間が1年以上で取得価格が10万円以上のものが対象です。固定資産は、時間の経過により価値が減少するので、減価償却によって価値の減少を費用化します。

減価償却資産の内容について

減価償却資産の内容には、取得価格と償却方法によって違いが現れます。通常減価償却資産が原則であり、一括減価償却資産と少額減価償却資産は特例だと覚えておこう。

減価償却費の計算方法について

減価償却費の計算には、会計ソフトの固定資産台帳を使います。たくさんある会計ソフトの中で、筆者のオススメはfreeeが提供する会計ソフトです。

会計ソフトの導入を検討中の方は、freee会計の30日間の無料体験を使ってみましょう。

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  • この記事を書いた人

Office SAS

中小企業者向けの経営コンサルティングに従事。経理、税務、法務、労務などのバックオフィス歴は20年以上。経営コンサルタントの視点でビジネスに役立つ生きた情報を配信。新しい発見をモットーにブログを更新していきます。